ある職員の利用者への乱暴な言葉づかいやいい加減な介護、身勝手極まりない勤務態度に呆れ半分、怒り半分でこう呟いたのはある介護事業所の所長さん、、、。

皆さんには同じような経験はありませんか？

こんな職員は決まってお客様との間で大きなトラブルを引き起こし、クレームの発生を激増させます。
そればかりか介護の基本的な知識や考え方が抜け落ちていると、お客様である利用者へ怪我をさせてしまうかもしれません。
また、そんな職員が仮に最初は一人だけだったとしても、それが周りの従業員へ悪影響を及ぼし、問題職員だらけの職場になってしまう危険性も考えられます。

ではこの事業所、なぜこんなことになってしまったのでしょうか？

答えは簡単です。

それは職員へ大切なことを伝えていなかったからなのです。

実は大半の介護事業所は教育研修の重要性を強く認識していますが、それにたっぷりと時間を充てられる余裕もないため、結局その事業所固有のオペレーションシステムの説明に終始してしまいます。

しかし、これから介護に従事しようとする職員には経験者であろうとなかろうと必要最低限必ず伝えなくてはならない情報があるのです。

それを伝えられるかどうかによってその後の職員のパフォーマンスに大きな格差が生じ、その結果職場全体の評判にも大きく影響してきます。

私たちは全３４８事業所の職員指導担当者へアンケートを実施し、介護職員に覚えてもらいたい知識、伝えたいノウハウ、習得してもらいたい常識について優先順位をつけてとりまとめ、これを８枚のＤＶＤへ教材として記録しました。

また、ただ漫然とＤＶＤを眺めるだけの研修を防止するため、別添ＣＤ内には学習意欲を保ち続けられるようにそれぞれのＤＶＤ毎のレジュメデータを収録しました。

これらをセットで使用することにより、無駄と漏れの無い教育研修ができるようになり、その結果はっきりと職員個人のスキルと事業所全体の評判に効果が表れます。

職員の質、事業所のレベルに少しでも不満を感じているのであれば、大きな効果が期待できる本研修教材をぜひお試しください。

 介護業界において新入職員は新卒よりも中途採用の方が圧倒的に多く、毎月のように職員を採用し、その都度教育研修を行っているという事業所も少なくありません。

その内容が研修を行う担当者によって変わってしまうようなことがあれば、職員はバラバラの方向に向いてしまい、混乱を招きます。

そこで本教材を使用することで統一した内容で研修ができるようになり、その結果職員の意識・認識が共有され、職場に一体感が生まれます。

 介護は人の命を預かるたいへんな仕事です。

安易で軽率な介護は相手にケガを負わせたり、最悪の場合には死に至らしめることもあります。

『これだけは知っておきたい介護の常識』では介護の場面ごとに基本的な考え方を、『高齢者の特徴』では高齢者の心身の特徴について学習します。

これらの内容を習得することで全く介護経験の無い人でも正確な判断のもとで介護を行うことができるようになり、介護事故の発生予防にも繋がります。

介護保険制度が始まって以来、利用者やその家族に少しずつサービスに対する権利意識が強まってきました。

介護サービスは今や接客業のひとつであり、従事する職員にはお客様へおもてなしする意識と、基本的な接客マナーや正しい敬語を使っての会話能力が要求されます。

なかには接遇研修を定期的に行っている事業所もありますが、前出のとおり介護業界では採用時期にばらつきがあり、その都度行うことは困難です。

 介護事業所の管理者は同時に多くの仕事を抱え、忙しく走り回っている方がほとんどです。

そんな管理者が職員を採用する度に時間をたっぷり費やして教育・指導を行うことは現実的には難しいでしょう。

本教材を活用いただくことで効率的な研修ができるようになり、教育担当者である管理者の負担は大きく軽減されることになります。

また、横柄な態度で人と接したり乱暴な言葉遣いで会話するなど、社会常識に欠ける職員は管理者を大いに悩ませますが、このような問題職員も減少していくため、管理者の抱えているストレスも大きく軽減されます。