Ⅱ 介護保険制度後編

「介護サービスの種類と内容」

収録時間 38分

あなたの事業所では『デイサービス』と『ショートステイ』、『訪問介護』と『訪問入浴』などのように複数の事業を同時に運営してはいませんか?

またその場合、異なる事業所の職員同士がしっかりと連携できていますか?


このように一つの建物の中で2種類以上の介護サービスを同時に運営している事業所は少なくありません。


その場合、それぞれの事業所に所属している職員にはお互いのサービスのことをきちんと理解し合い、そして情報を共有し、密に連携していくことが求められます。


つまり、介護職員は自分が従事しているサービスだけでなく、それ以外のサービスについても理解していなくてはならないのです。


しかし、介護保険制度に位置づけられているサービスはかなり細分化されており、『デイサービス』と『デイケア』、『特別養護老人ホーム』と『老人保健施設』など、紛らわしくてどこがどう違うのかよくわからないという人も少なくありません。

また、『居宅療養管理指導』や『介護療養型医療施設』などは、名前自体聞いたことがないという人もたくさんいることでしょう。


本編では在宅サービスと施設サービスに分け、それぞれのサービスについて特徴を説明しています。

 

学習する人は介護保険制度によって位置づけられている全てのサービスを、簡単にイメージできるようになるでしょう。

1.訪問系サービス

   ・訪問介護 ・訪問入浴 ・訪問看護 ・訪問リハビリ ・居宅療養管理指導

 

2.通所系サービス

   ・通所介護 ・通所リハビリテーション

 

3.短期入所系サービス

   ・短期入所生活介護 ・短期入所療養介護

 

4.福祉用具

    ・貸与 ・購入

 

5.住宅改修

 

6.その他の在宅サービス

    ・特定施設入所者生活介護 ・認知症対応型共同生活介護

 

7.施設サービス

    ・介護老人福祉施設 ・介護老人保健施設 ・介護療養型医療施設